入職後の教育ノウハウ公開、帰属意識が醸成され、高い定着率の実現

採用の最終目的は人を採用することではなく、新しいスタッフが職場に定着し、長期的に貢献することです。組織風土の醸成には時間と労力がかかりますが、採用活動の一環として入職後の初期対応に重点を置くことで早期離職を防ぎ、次回の採用活動にも活かすことができます。

特に医療機関では、入職後に行う教育やサポートが欠如していることが多く、早期離職の原因となっています。3つのポイントを押さえることで、早期離職を効果的に防ぐ方法を具体的に公開します。

このステージのノウハウ

1.内定から入職初日までに実施することを理解し、準備
  • 採用後のトラブル防止、早期離職防止のために内定者に入職当日までにやってもらうフローを構築し、マニュアル化します
  • 部署や役職、新卒中途を問わず、新しく入職する職員がいる場合に、既存職員や組織に対して行うことをマニュアル化し、実践します
2.入職初日に実施する3つのことを理解し、フロー構築
  • 入部署や役職、新卒中途を問わず、新しく入職する職員がいる場合に入職初日に行うことを仕組み化します
  • これにより、新入職員が職場に早く馴染み、安心して働き始めることができます
3.OFF-JTの重要性と実施内容を理解
  • 新規入職者へのOFF-JTの重要性を理解します
  • OFF-JTの内容を決め、組織全体としての仕組みを構築し、対応者を育成します
4.入職数か月後のリフレクションの重要性と活用法を理解
  • 入職後数か月後に行うリフレクションの目的や意義をりかいし、リフレクションをひな形に基づいて作成し、活用します
  • 入職数か月後のリフレクションの実施内容を採用活動にどう生かすかを理解し、職種や新卒中途別に活用方法を決め、実施します

コンサルティングを通じて得られるもの

■入職後のリフレクションシート
  • 新入職員の成長を促進し、定着をサポートするためのリフレクションシートです
  • 入職後の経験や課題を振り返り、次のステップを明確にします
■採用スケジュールシート
  • 採用プロセス全体のスケジュールを可視化し、各ステップをスムーズに進行させるためのシートです
  • 内定から入職後までの具体的なスケジュールを立てることで、効果的な採用活動を実現します

採用のゴールは人を採用することではありません。このステージでは医療業界ではほぼ導入されていない入職後に行う教育のノウハウを学べます。手間暇かけずに日常に少し取り入れるだけで、帰属意識が醸成され、高い定着率が実現できるノウハウを公開します。特に、初日に「あること」を行うことで、早期退職の8割は解消できるノウハウはマニュアル化もでき、入職スタッフの属性や年齢等に関わらず、継続的に活用できます。