私たち医療機関は、開業時以外はなかなか表立って広告は打てません。とはいっても患者さんがこなければクリニック経営も成り立ちません。コロナ禍でだいぶ患者さんが減ってしまったのですが、どうすればいいでしょうか。
ランチを宣伝の機会とする
蔓延防止措置も解除されたことですし、お昼休憩は割子弁当を取るというのも一つの方法ですが、スタッフと近隣の喫茶店やレストランで食べに行くというのもよい方法です。
院長の場合であれば、あえて白衣で食べに行くというのもいいでしょう。
何度か食べにいくと顔見知りとなり、どこのクリニックですかという話になります。
患者さんの診療もありますから、なかなか決まった時間には行けないかもしれませんが、食べに来る人も固定化されているものです。
心理学に単純接触効果というのがあります。1回や2回ではなかなか立ち入った話にはなりませんが、何度か行って顔見知りになれば、親しみも出てきます。
店の人と仲良くなったらクリニックの案内を置かせてもらうというのも一つの方法です。
健康教室を開催する
あなたの病院が整形外科や整骨院であれば、地域の公民館等で健康教室をやってみるのもいいでしょう。
年を取ってくると首・肩・腰にどうしても疲れが残ります。
ストレッチ体操一つ取っても医師が教えれば説得力が違います。
あなたの病院が歯科医院でも歯の健康教室ができますね。
歯は誰でも抜きたくありません。一生自分の歯で美味しくものを食べるために歯の健康教室というのもいいでしょう。
いざというとき思い出してもらう
クリニックは、地域密着で地元の人に愛される必要があります。
愛されるには触れ合う機会を多くもつことが効果的です。
地域にふれあうことで、調子が悪くなり、どこのクリニックに行こうかとなったときに、想い出してもらうことが大切です。
初めて行くクリニックであれば、ネットで口コミを見てここはどうなんだろうかと患者さんは疑心暗鬼で検索します。でも院長やスタッフの皆さんのことが普段から知っていれば、あの先生に診てもらえれば安心だと自院を選ばれる可能性が高まります。
ちょっとしたことですが、今までと違ったことをしてみると、新しい発見がありますよ。
営業なんて、と思われずに地域住民に知ってもらい長く愛されるクリニックになるために、という視点でやってみてはいかがでしょうか。
このようなことにご興味がある方のため、無料相談を実施しておりますので、ぜひご利用ください。
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